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「ハンターハンターって、アニメがふたつあるみたいだけど、どっちから見ればいいの?」「劇場版もあるし、順番がよく分からない」——そんな迷いに答えます。
この記事では、HUNTER×HUNTER(ハンターハンター)のアニメを見る順番を、公式サイトに記載されている情報だけを根拠に整理します。ポイントは3つあります。ひとつ目は、1999年版と2011年版のどちらから見るか。ふたつ目は、旧作の1999年版にもテレビの先へ続くルートがあること。3つ目は、劇場版2作をどこで挟むかには公式の決まりがないことです。参照した公式ページは記事の最後にすべて並べています。この記事にストーリーのネタバレはありません。
結論:初めてなら2011年版アニメから見ればOK
先に結論をお伝えすると、これから初めて見る方は「2011年版アニメ」から見るのがおすすめです。
理由はシンプルで、2011年版はひとつのシリーズで物語を長く追えること、テレビシリーズ1本にまとまっていて枝分かれがないこと、そして映像の入手手段が旧作より多いことの3点です。旧作にもよさはありますが、まず作品の全体像をつかみたいなら、2011年版が入り口としていちばん分かりやすい形になっています。
順番の全体像は、次のように考えておけば迷いません。
- 2011年版テレビシリーズを第1話から順に見る(ここが本筋)
- 余裕があれば劇場版2作を挟む、または見終わってから見る
- 映像の続きが気になったら原作漫画へ
- 旧作の空気を知りたくなったら、そこで初めて1999年版とそのOVAに手を伸ばす
以下では、この並びの根拠と、それぞれの分かれ道の判断材料を順に説明します。
ハンターハンターの映像作品と原作 全体一覧
まず全体像を押さえましょう。ハンターハンターにはテレビアニメが2シリーズ、旧作から続くOVAが3シリーズ、劇場版が2作あります。数が多く見えますが、軸になるのはテレビアニメ2本だけです。
| 区分 | 作品 | 放送・公開・発売 | 制作/備考 |
|---|---|---|---|
| TVアニメ① | HUNTER×HUNTER(1999年版) | 1999年10月16日〜2001年3月31日・30分・全62話 | 日本アニメーション/フジテレビ系 |
| OVA① | HUNTER×HUNTER(OVA) | 2002年1月〜4月発売・全4巻(各巻2話収録) | 1999年版の続き |
| OVA② | HUNTER×HUNTER OVA G・I | 2003年2月〜4月発売・全4巻(各巻2話収録) | 同上 |
| OVA③ | HUNTER×HUNTER OVA G・I Final | 2004年3月〜8月発売・全7巻(各巻2話収録・テレビサイズ) | 同上 |
| TVアニメ② | HUNTER×HUNTER(2011年版) | 2011年放送開始・全148話 | マッドハウス |
| 劇場版① | 緋色の幻影(Phantom Rouge) | 映像ソフトは2013年7月24日発売 | 本編とは別のオリジナル |
| 劇場版② | The LAST MISSION | 公式サイトに公開日の記載なし(映像ソフトは7月23日発売と告知) | マッドハウス/配給は東宝。本編とは別のオリジナル |
| 原作 | HUNTER×HUNTER(漫画) | 1998年14号連載開始・既刊は第39巻まで | 冨樫義博さん・週刊少年ジャンプ |
同じ原作をもとにした作品が複数あるので迷いやすいのですが、テレビアニメ2本が主役で、OVAは旧作の延長、劇場版2作は番外の物語という関係だと分かれば、全体の見取り図がつかめます。
他の人気シリーズの視聴順もまとめて確認したい方は、アニメの見る順番まとめもあわせてどうぞ。
1999年版と2011年版の違いを3つの観点で比べる
「結局、ふたつのアニメは何が違うの?」という点を、映像化の範囲・作風と制作体制・いま見られるかどうかの3つに分けて整理します。
| 比べる点 | 1999年版 | 2011年版 |
|---|---|---|
| 形 | テレビ全62話+OVA3シリーズ | テレビ全148話の1本 |
| 制作 | 日本アニメーション | マッドハウス |
| 放送局系列 | フジテレビ系 | 別系列で放送 |
| 映像化の範囲 | テレビとOVAをあわせて進む | 1本で旧作より先まで進む |
| 見はじめやすさ | 巻をまたいで探す必要がある | 第1話から順に追える |
違い①:映像化している範囲
いちばん大きな違いは、どこまで映像になっているかです。旧作はテレビシリーズだけで完結しておらず、続きが別のOVAシリーズに引き継がれています。一方、2011年版はテレビシリーズ1本で旧作より先の話まで進みます。
つまり、映像だけでいちばん先まで行けるのは2011年版という点が、初めての方に2011年版をおすすめする最大の理由です。途中で別シリーズに乗り換える必要がありません。
違い②:作風と制作体制
旧作と新作では制作会社が違います。旧作は日本アニメーション、2011年版はマッドハウスが手がけました。制作陣が入れ替わっているぶん、絵づくりや音の質感、テンポの取り方も変わります。
旧作は落ち着いた、少し大人びた空気が持ち味です。当時この形で見ていた方には懐かしさもあるでしょう。2011年版はテンポよく話が進み、長いシリーズを通しで追いやすい作りになっています。どちらが優れているという話ではなく、入口として迷わないのはどちらかという観点で選ぶのがおすすめです。
違い③:いま見られるかどうか
旧作は円盤が入手しづらく、配信でも扱いが限られます。テレビシリーズとOVAが別の商品として出ているため、そろえようとすると探す手間もかかります。
これから初めて見る方にとっては、この差が実際にはいちばん響きます。作品を知ることが目的なら、無理に旧作を探すより、見つけやすい2011年版から入るほうが確実です。
「同じ作品で新旧ふたつのバージョンがあって、どちらを見るか迷う」という点は、鋼の錬金術師の2003年版と2009年版の違いと似た構図です。作品の選び方の参考になります。
1999年版から入る場合のルート
ここからは、他の解説ではあまり触れられない話です。旧作は「テレビ62話で終わり」ではありません。
テレビシリーズのあとにOVAが3シリーズ続く
日本アニメーションの作品紹介ページには、テレビシリーズとは別にOVAが3シリーズ掲載されています。発売時期は2002年、2003年、2004年と年をまたいでいて、旧作のテレビシリーズの続きが、この3シリーズに引き継がれているという形です。
したがって、旧作から入る方の順番はこうなります。
- テレビシリーズ(全62話)
- OVA第1シリーズ(2002年発売)
- OVA第2シリーズ(G・I/2003年発売)
- OVA第3シリーズ(G・I Final/2004年発売)
発売順に見ていけばよく、途中で新作と旧作を行き来する必要はありません。
OVAの話数は「巻数」ではなく収録話数で数える
旧作ルートでつまずきやすいのが、OVAの本数の数え方です。公式の表記は巻数で書かれていて、それぞれの巻に2話ずつ収録されています。
| OVAシリーズ | 巻数(巻) | 各巻の収録話数(話) |
|---|---|---|
| HUNTER×HUNTER(OVA) | 4 | 2 |
| OVA G・I | 4 | 2 |
| OVA G・I Final | 7 | 2 |
「全4巻」という表記を見て4話ぶんだと思ってしまうと、実際に見る量を大きく読み違えます。巻数と話数は別物だと覚えておくと、視聴計画を立てやすくなります。3シリーズを合計すると、テレビシリーズと同じくらいのボリュームがあると考えておくとよいでしょう。
1999年版ルートで到達できるところ
旧作ルートは、テレビシリーズとOVAをあわせても、2011年版がたどり着く地点までは進みません。旧作で最後まで追ったあと、その先を映像で見たい場合は、結局2011年版か原作漫画に移ることになります。
この点を知らずに旧作から入ると、「せっかく全部見たのに、まだ先があるのか」と感じてしまいがちです。旧作は「先へ進むための道」ではなく「旧作の味を楽しむための道」と考えて選ぶと、期待とのズレが起きません。
劇場版2作をどこで挟むか
劇場版は『緋色の幻影(Phantom Rouge)』と『The LAST MISSION』の2作です。どちらも2011年版テレビシリーズと同じマッドハウスが手がけ、The LAST MISSION は監督が川口敬一郎さん、脚本が岸間信明さん、配給が東宝という布陣でした。
公式には挿入位置の定めがない
インターネット上の解説記事では、「この編のあとに1作目」「この編のあとに2作目」といった挿入位置がよく紹介されています。ただ、その位置は公式に決められているものではありません。公開時期とテレビシリーズの放送時期を突き合わせた推測であり、記事によっては書き手自身が「目安」と断っています。
大切なのは、2作とも本編とは別に作られたオリジナルの物語だという点です。本編のあらすじをそのまま映像化したものではないため、見なくても本筋は問題なく追えます。
それでも順番を決めるなら
そのうえで、当記事のおすすめはシンプルです。
- まず2011年版テレビシリーズを最後まで通す
- 劇場版は後回しでよい。作品世界をもっと味わいたくなったタイミングで見る
- どうしても途中に挟みたい場合は、公開時期に近いあたりで区切るとテンポを崩しにくい
本筋を追っている途中でオリジナルの物語が入ると、話の流れが一度切れます。順番に迷う時間を減らしたい方ほど、本編優先・劇場版は後という並びが向いています。
アニメの続きを原作漫画で読むなら
2011年版アニメを見終えたあと、その先の物語を追いたくなったら、原作漫画で続きを読むのが定番の流れです。
原作は週刊少年ジャンプで1998年に連載が始まった作品で、少年ジャンプ公式サイトでも連載中の作品として扱われています。コミックスは第39巻まで刊行されています(2026年9月7日時点の公式サイトの表記)。長期の休載を挟みながら続いている作品なので、連載や刊行の最新状況は購入前に公式サイトで確認するのが確実です。
アニメの続きが原作のどのあたりから始まるかは、映像化の範囲の数え方によって説明が分かれます。ここでは細かく踏み込まず、「アニメの終わりの少し前から読み返すと、話のつながりを見失いにくい」という実用的な目安だけお伝えしておきます。
アニメの続きを原作でじっくり追いたい方は、まとめてそろう全巻セットが手早いです。
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なお、アニメから原作に入るときの心構えはアニメから原作に入るときの注意点にまとめています。
新旧どちらから見るかを決める4つの質問
ここまでの内容をふまえて、迷ったときの判断基準を4つの質問にまとめました。順に答えていけば、自分に合う入口が決まります。
質問1:いま初めて見ますか、それとも昔1999年版で見ていましたか。
初めてなら2011年版です。昔の記憶をたどりたい方だけ、旧作を選ぶ意味があります。
質問2:映像だけでできるだけ先まで追いたいですか。
「はい」なら2011年版一択です。旧作ルートは、最後まで見ても2011年版の到達点には届きません。
質問3:円盤を探す手間をかけられますか。
旧作はテレビシリーズとOVAが別に出ていて、そろえるには手間がかかります。手間をかけたくない方は2011年版から入ってください。
質問4:近いうちに原作漫画へ移る予定がありますか。
原作へ移るつもりなら、映像でいちばん先まで進む2011年版を通したほうが、読み始める位置を決めやすくなります。
4つのうち3つ以上で2011年版に寄るようなら、迷わず2011年版から始めて構いません。旧作はいつでも後から追加できますが、途中で新旧を行き来すると混乱しやすいので、まずはどちらか一方に決めるのがおすすめです。
2011年版を手元に置いて見返すなら(Blu-ray)
配信だけでなく、手元に置いて何度も見返したいという方には、編ごとに発売されているBlu-ray BOXがあります。気に入った区切りだけを選んで買えるのが利点です。
シリーズ前半の見どころのひとつ、幻影旅団編のBOXはこちら。
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後半で評価の高いキメラアント編のBOXはこちら。
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配信で気に入った編を、映像特典もあわせて手元に残しておきたいときの選択肢になります。作品を手元に置きたくなったら、少年ジャンプ原作アニメのおすすめで他の名作も探せます。
よくある質問
1999年版を見なくても2011年版だけで話は分かりますか
はい、分かります。2011年版は同じ原作をあらためて映像化したシリーズで、第1話から独立して見られます。旧作を先に見ておく必要はありません。
劇場版を見ないと本編が分からなくなりますか
いいえ。劇場版2作は本編とは別に作られたオリジナルの物語なので、見なくても本筋は問題なく追えます。順番に迷ったら、まず本編を通してください。
OVAは2011年版を見た人も見る意味がありますか
旧作の空気を味わいたい方には意味があります。ただ、話を先に進めるためのものではありません。2011年版を見終えて物語の続きが知りたい場合は、OVAではなく原作漫画へ進むのが自然です。
配信サービスの比較表を載せていないのはなぜですか
配信状況の変化が速く、表にした時点で古くなるからです。実際、大手の配信サービスの公式作品ページを2026年9月7日に確認したところ、作品ページはあるものの「現在公開中の話が存在しません」と表示される状態でした。視聴前に、お使いのサービスの公式ページで最新の取り扱いを確認するのが確実です。
参照した公式情報(取得日:2026年9月7日)
この記事の放送・公開・刊行に関する記載は、次の公式ページの表記にもとづいています。
- 日本アニメーション 作品紹介「HUNTER×HUNTER」(1999年版の放送局・放送期間・話数、OVA3シリーズの巻数と収録話数)
- dアニメストア 作品ページ「HUNTER×HUNTER」(2011年版の話数・制作会社、配信の現況)
- 『劇場版 HUNTER×HUNTER―The LAST MISSION―』公式サイト(バップ)(劇場版2作目のスタッフ・配給)
- バップ『劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影』DVD/Blu-ray 商品ページ(劇場版1作目の映像ソフト発売日)
- 週刊少年ジャンプ公式『HUNTER×HUNTER』作品ページ(原作者・連載開始時期・連載中作品としての掲載)
- 週刊少年ジャンプ公式『HUNTER×HUNTER』コミックス一覧(原作コミックスの既刊)
- 株式会社マッドハウス WORKS(劇場版 緋色の幻影)(劇場版1作目の制作)
放送話数や配信の取り扱いは今後も変わる可能性があります。視聴前には、上記の公式ページやお使いの配信サービスで最新の情報をご確認ください。
まとめ
- 初めて見るなら2011年版アニメから。映像だけでいちばん先まで進めるのがこのシリーズです
- 1999年版はテレビ全62話+OVA3シリーズという構成。旧作ルートは発売順に追えばよいが、2011年版の到達点までは進まない
- OVAの公式表記は巻数。各巻に2話ずつ入っているので、巻数と話数を取り違えないこと
- 劇場版2作は本編とは別のオリジナル。挿入位置に公式の定めはなく、本編を優先して後回しにするのがいちばん迷いません
- アニメの続きは原作漫画へ。既刊や連載の状況は公式サイトで確認を
迷ったら、まず2011年版を第1話から。全体像がつかめたら、劇場版・原作漫画・旧作へと世界を広げていくのがおすすめの追い方です。


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