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アニメ『蜘蛛ですが、なにか?』を最終話まで見終えて、「この先がどうなるのか早く知りたい。でも原作って何巻から読めばいいの?」と、購入ボタンの前で手が止まっていませんか。
この作品は原作小説とコミック(漫画)の2つのルートがあり、しかも物語の進み方がそれぞれ違います。そのうえ検索してみると「小説6巻から」「漫画11巻から」と数字だけが並んでいて、なぜその巻なのか、自分はどっちを買えばいいのかまでは分からない——そんな状態になりがちです。
この記事では、アニメ『蜘蛛ですが、なにか?』の続きは原作の何巻あたりから読めばいいのかを、小説・漫画それぞれについて2026年7月時点の刊行状況をもとに整理します。あわせて「区切りがずれて読み飛ばしてしまう」失敗を避ける買い方と、アニメ2期の発表状況もまとめました。この記事にストーリーのネタバレはありません。
まずは放送前に公開された公式PVで、あの空気感を思い出してみてください。
アニメ『蜘蛛ですが、なにか?』はどこまで放送された?
TVアニメ『蜘蛛ですが、なにか?』は、2021年1月8日から7月3日にかけて、全24話が放送されました。連続2クールの構成で、制作はミルパンセです。原作は馬場翁さんの小説で、イラストは輝竜司さんが担当しています。
ここで、続きを探すときにいちばん大事な前提をお伝えしておきます。
「アニメは原作の◯巻まで」という公式発表は出ていません。
アニメの区切りは、原作の巻の切れ目とぴったり一致するとは限りません。映像化にあたって順番を入れ替えたり、複数のエピソードをまとめたりすることは珍しくないからです。そのため、ネット上で見かける「◯巻まで」という数字は、視聴者や紹介サイトが内容を突き合わせて割り出した目安だと考えてください。
この記事でもあえて「◯巻まで」と言い切らず、「◯巻あたり」という書き方をしています。数字を断定するより、少し手前から読み始めて取りこぼしをなくすほうが、結果的に満足度が高いからです。アニメから原作へ移るときの一般的な考え方は、アニメの続きは原作の何巻から? でもまとめています。
続きを原作小説で読むなら6巻あたりから
まず、いちばん素直なルートである原作小説から見ていきます。
『蜘蛛ですが、なにか?』の原作小説は、KADOKAWAのカドカワBOOKSレーベルから刊行されています。著者は馬場翁さん、イラストは輝竜司さんです。
ここが小説ルートの大きな安心材料なのですが、原作小説は全16巻で完結済みです。最終巻は2022年1月に発売されており、「途中で止まってしまう」「続きが何年も出ない」といった心配がありません。アニメの続きを読み始めれば、そのまま物語の最後まで一気に走り抜けられます。
そのうえで、アニメが映像化したのは小説5巻あたりまでというのが広く共有されている目安です。したがって、
- アニメの続きから読みたいなら、小説は6巻あたりがスタート地点
ということになります。アニメの記憶が新しいうちに、その先だけを読みたい人にはこの入り方が向いています。
小説は文章で進むぶん、テンポよく先へ進めるのも利点です。アニメ1期のぶんを読み終えるのに時間をかけずに済むので、「とにかく結末まで知りたい」という気持ちが強い人ほど小説ルートが合います。
なお、この記事に掲載しているリンクは漫画版のみです。小説で読みたい方は、書店や電子書籍ストアで「蜘蛛ですが、なにか? カドカワBOOKS」と検索すると見つかります。レーベル名まで入れて探すと、コミック版と取り違えずに済みます。
続きを漫画で読むなら11〜12巻あたりから
「文章より絵で追いたい」という人には、コミカライズ(漫画版)というルートがあります。
『蜘蛛ですが、なにか?』の漫画版は、かかし朝浩さんの作画で、KADOKAWAのWebマンガサイト「ヤングエースUP」に連載されています。単行本は角川コミックス・エースから刊行中です。
漫画版の現在地はこうなっています。
- 2026年2月に16巻が発売され、連載はまだ続いています(完結していません)
- 小説と違って、漫画は物語の進みがゆっくりです。同じ話数ぶんを丁寧に描くため、巻数の進み方が小説とは一致しません
そのため、アニメ最終話の位置に漫画が追いつくのは、11〜12巻あたりが目安になります。ネット上では「11巻から」と書かれていることが多いのですが、先ほどお伝えしたとおり区切りは幅を持って考えたほうが安全です。
「アニメの少し先から読み始めたい」という人は、まず12巻あたりを手に取ってみてください。少しだけ既視感のある場面から始まる可能性はありますが、話が飛んで置いていかれるより、少し重なるほうが読み心地は良いはずです。
途中巻から入るのが不安なら、漫画は最初から
ひとつ知っておいてほしいのが、漫画版はアニメとは構成の組み立て方が違うという点です。
アニメでは、主人公の視点と並行して人間側の物語も同時進行で描かれていました。一方の漫画版は、主人公の視点を軸に据えた進み方をしています。つまり、アニメと漫画では「同じ時点」の見え方が違うのです。
そのため、アニメの記憶を頼りに漫画の途中巻からいきなり入ると、地続きに感じられず戸惑うことがあります。「アニメで見たあの場面が出てこない」「知らない流れから始まった」と感じたら、それは自分の理解不足ではなく、媒体ごとの構成の違いによるものです。
こうした違和感を避けたいなら、漫画は1巻から読み直すのがおすすめです。アニメで一度追った話でも、作画で読むと印象がかなり変わりますし、途中から入るより確実に楽しめます。アニメから原作へ移るときにつまずきやすいポイントは、アニメから原作に入るときの注意点 でも整理しています。
連載の現在地まで追いつきたいなら
「どうせなら今出ているところまで一気に読みたい」という人は、最新巻もチェックしておきましょう。2026年2月に発売された16巻が、現時点で刊行されている最新の単行本です。
連載中の作品なので、追いついたあとは新刊を待つ楽しみが生まれます。アニメの続きを追いかけつつ、そのまま連載に合流したい人はここまで視野に入れておくと計画が立てやすいです。
小説と漫画、どちらで続きを読む?
ここまでの内容を、選びやすいように並べて比べてみます。
| 比べる点 | 原作小説(カドカワBOOKS) | 漫画(角川コミックス・エース) |
|---|---|---|
| 完結しているか | 全16巻で完結済み(最終巻2022年1月) | 連載中(2026年2月に16巻) |
| アニメの続きの起点 | 6巻あたり | 11〜12巻あたり |
| 物語の進む速さ | 速い。結末まで一気に読める | ゆっくり。じっくり描かれる |
| 表現 | 文章。心の動きや設定を細かく追える | 絵。戦いや表情が直感的に伝わる |
| アニメとの地続き感 | 高め(アニメの原作そのもの) | 構成の組み立てが異なるため、途中巻からだと差を感じやすい |
迷ったときの目安はシンプルです。
- 結末まで早く知りたい → 小説(6巻あたりから)
- 絵で味わいながらゆっくり追いたい → 漫画(11〜12巻あたりから、または1巻から)
- アニメの続きだけをピンポイントで知りたい → 小説
- アニメをもう一度別の形で追体験したい → 漫画を1巻から
どちらか片方に決めきれない場合は、まず小説で続きを読んで満足したあと、気に入った場面を漫画で読み返すという楽しみ方もあります。
アニメ2期の情報は?
「原作を読まずに2期を待つ」という選択肢も気になるところだと思います。
2026年7月時点で、アニメ第2期の制作について公式からの発表は確認できていません。 原作小説は完結しており映像化できる範囲はまだ残っていますが、続編があるかどうか、あるとしていつなのかは、現時点では分かりません。
ネット上には放送時期の予想を書いた記事もありますが、公式発表が出ていない以上はあくまで推測です。続きが気になっているなら、待つよりも原作で読み進めてしまうほうが確実だと言えます。仮に2期が実現しても、原作を先に読んでいれば映像との違いを楽しむ見方ができます。
買う前に確認しておきたい3つのこと
最後に、買ってから「しまった」とならないためのポイントを3つ挙げておきます。
1. 巻の区切りは目安。不安なら1巻ぶん手前から
くり返しになりますが、「アニメは原作◯巻まで」という公式発表はありません。ぴったりの巻を狙って外すより、1巻ぶん手前から読み始めるほうが安心です。重なった部分は読み飛ばせますが、飛ばしてしまった部分は気づけません。
2. 試し読みで位置を合わせる
電子書籍ストアや出版社の公式サイトでは、冒頭の試し読みが公開されていることがあります。買う前に数ページ確認して、「アニメで見た場面より先か、手前か」を自分の目で確かめるのが、いちばん確実な方法です。
3. 紙か電子か、そろえ方を先に決めておく
続きから数巻だけ読むのか、最初からそろえるのかで、選ぶべき形は変わります。冊数が増えるなら保管場所も考えておきたいところです。まとめ買いや置き場所の考え方は、全巻セットと本棚の考え方 でも触れています。
まとめ
『蜘蛛ですが、なにか?』の続きをどこから読めばいいか、要点を整理します。
- アニメは2021年1月〜7月に全24話が放送された(連続2クール)。「原作の何巻まで」の公式発表はない
- 小説で続きを読むなら6巻あたりから。原作小説はカドカワBOOKSから刊行され、全16巻で完結済みなので最後まで読める
- 漫画で続きを読むなら11〜12巻あたりから。漫画は角川コミックス・エースで2026年2月に16巻が発売され連載中
- 漫画版はアニメと構成の組み立てが違うため、違和感なく読みたい人は1巻からが向いている
- アニメ2期は2026年7月時点で公式発表なし。続きが気になるなら原作で読むほうが確実
- 巻の区切りは目安。不安なら1巻ぶん手前から、試し読みで位置合わせ
アニメの余韻が残っているうちに次の1冊を開けば、あの続きにすぐ会えます。文章で一気に結末まで進むか、絵でじっくり味わうか——自分に合ったルートを選んでみてください。


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